正花二種生の基本

花のない草木を正花に生ける場合に、花のある草木を添えて生ける(体に使う)のが二種生。

二種生は、二種の花材の性情の違いを写し出し、その対比、対照の美しさを生け上げる。
例えば、エニシダの茎の線や石化の変化と、芍薬の量感との対比など。

流枝は、通常は一ヶ所だが、エニシダは高さを変えて陰陽方に二ヶ所流すことがある。